デオラボハーバルスタンダードの効果と口コミ

体臭とか口臭って男女問わず気になります。他人の匂いで「う〜ん・・・」となるのも嫌ですけど、もしかして自分も臭ってる？と思うと人と話すのも嫌になりますね。

では、どんな時に気になるか調べてみました。

1. 電車や会議で横並びに座ったとき
2. ハグするとき
3. 肩を組まれるとき
4. カラオケ

どれもやっぱり接近するときですが、カラオケとは！？確かにせまい空間で、まして防音のためにきっちり密閉されている気がします。男性は「横を歩く」ときに気になるというのも上位にランクインしています。あと、時代ですねぇ、セルフィーというのも男女ともに挙げられています。

そして、体臭・口臭が気になったときにどうするかというと、男女ともに「少し離れる」「気づかれないことを祈る」が多い回答です。３位以下は「こっそり拭いたり制汗剤を使ったりする」「ワキを締める」「上着を着る」など。やっぱりみんな苦労していることがわかります。

体臭・口臭対策はサプリメントが主流

体臭対策としては制汗剤、口臭スプレーなどで対応している人が多いと思いますが、最近注目を集めているのが体臭サプリメントです。体臭の根本的な原因は体内にあることが非常に多いので、体内から直接体臭の原因物質を分解しようというわけです。

体臭サプリメントとうたっている商品は数多くあります。植物などの消臭成分になにを使っているかによって特徴もかわってきます。サプリメントに使われる消臭成分でよく耳にするのがこちらですね。

• 柿タンニン
• 茶カテキン
• ローズオイル
• クロロフィル
• シャンピニオンエキス

体内から体臭を改善ってどういうことなの？

体臭サプリの有効成分とは上記にあげた柿タンニンなどですが、これらは抗酸化作用があります。細胞や皮脂の酸化が体臭のもとになるので、抗酸化作用のある成分を摂って、体が錆びないようにしようということです。

腸内環境を整える作用のある成分も配合されていることが多いです。腸内環境が悪くなると口臭や汗の匂いがきつくなりますし、便秘も体臭のもとです。乳酸菌や食物繊維を摂ることで腸内環境を改善することを目的としているのです。

その他、ハーブなど香り成分を配合することによって、臭いをマスキングするして体臭を消すというサプリメントもあります。通常有効成分は単独ではなく、複数組み合わされていることが多いです。

体臭サプリメントを選ぶポイントは？

有効成分を確認する

まず、体臭サプリメントとうたっている商品の成分に注目することが一番重要です。どの成分が何に働きかけて、どうやって体臭を改善するのかが大事！書いている成分のどれが消臭成分なのかは知っておいたほうが絶対良いです。なかには、他の香りでマスキングして体臭を消す（ごまかす？）タイプの体臭サプリメントもあります。

続けられる価格である

体臭サプリに限らず、すぐに効果を感じる人も中にはいますが、サプリメントは確かな効果を得ようと思ったら、ある程度の期間飲み続けることが必要になります。体臭サプリの場合も２〜３ヶ月は飲んだほうが良いという意見が多いです。私の場合は１ヶ月２，０００円代で抑えたいっ！

さて、本題です。デオラボハーバルスタンダードに配合されている消臭成分についてです。どんな有効成分が入っていて、どんな効果があるのかしっかり見て行きましょう。公式サイトを見ると、ミントと鉄クロロフィリンNaとなっています。主成分は鉄クロロフィリンNaです。

主成分の鉄クロロフィリンNaの効果

鉄クロロフィリンNaとは？

今、世界中で注目されている成分です。効果はズバリ体臭、それも腸内体臭に効果があるというのです。Naはナトリウムです。鉄クロロフィリンNaとは、植物の細胞の中にある器官の葉緑素に鉄と塩を加えたものです。

葉緑素はクロロフィルともいいますね。このクロロフィルは、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用など人間の体にとってとってもありがたい作用があります。でも、クロロフィルは脂溶性のため水には溶けにくいという性質があります。脂溶性のままでは体内で効率よく吸収されないため、加水分解をして水溶性にしたものがクロロフィリンなのです。

サプリメントで使われる鉄クロロフィリンNaの原料は、ほうれん草や桑の葉などの天然由来のものなので安心できます。

鉄クロロフィリンNaの体内での働き

体臭とひとことでいっても、発生する部位や発生原因によっていくつかに分かれます。

• 皮膚の表面で発生する体臭
• 頭皮の皮脂によって発生する体臭
• 口臭や汗の臭い
• 腸内で発生する体臭

このうち、鉄クロロフィリンNaは腸内で発生する体臭に効果があるのです。腸内が臭う原因は、消化しきれない食べ物が腸内で腐敗していることが原因です。代表的な例では、肉ばかり食べている人は腸内体臭が強いといえます。肉は消化に時間がかかるので、腸内に残っている時間が長いのです。

鉄クロロフィリンNaは腸内で発生した体臭を分解して無臭に変える働きをします。また、殺菌作用もあるので臭いの発生も抑えられるのです。まさににおいの元から断つというかんじですね。

気になる副作用ですが、ネットでもかなり検索しましたが、鉄クロロフィリンNaについて特に副作用の報告はありません。

爽快ハーブ、ペパーミントの効果は？

ペパーミントは日本ではセイヨウハッカと呼ばれています。スッとした爽快な香りが特徴で、歯磨き粉などにも使われていることから馴染みの深いハーブのひとつですね。口臭予防に効くことも知られています。

その香りの印象どおり、ペパーミントはリフレッシュ効果に優れています。頭をすっきりさせたり、眠気覚ましにも役立ちます。実は、ペパーミントの効果はそれだけではないのです。

ペパーミントの主成分は?-メントールです。抗炎症作用や抗アレルギー作用があるので花粉症対策にも効果が期待できます。緊張をほぐす作用もあるので頭痛や筋肉痛にも役立ちます。

注目すべきは、消化器系の不調も改善する作用があることです。胃腸の働きを整えるので、消化不良や便秘、乗り物酔いなどを和らげる効果があるのです。胃もたれに効くサプリでもペパーミントを使った商品があります。

サプリメントは口に入れるものですから、配合されている成分すべてに注意をすることは大切です。いくら良い成分が入っていても、体に良くない添加物などが入っていたら元も子もありません。デオラボハーバルスタンダードの全成分はこちらです。

• 着色料（鉄クロロフィリンNa）
• 香料（ペパーミント粉末）
• HPMC
• ステアリン酸Ca

鉄クロロフィリンNaとペパーミントについては前述しましたので、HPMCとステアリン酸Caに関して調べてみました。

ＨＰＭＣは一般食品にも使われる食品添加物

HPMCの正式名称はヒドロキシプロピルメチルセルロース。カタカナが５文字以上続くと読めなくなる管理人ですが、ヒントは後ろのほうにあることが多いのです。・・・セルロースとありますね。HPMCはセルロースが少し変化したものです。

セルロースは 植物細胞の細胞壁・植物繊維の主成分である多糖類です。食物繊維といったほうがわかりやすいですね。食品添加物としてはシュレッドタイプのチーズによく使われています。チーズ同士がくっつかないようにするためです。

HPMCはセルロース誘導体です。誘導体とは、もとになったものの構造や性質を大幅に改変していない化合物という意味です。日本では2003年に添加物として指定されました。当時はカプセルや錠剤のみ使用が認められていましたが、2007年に使用制限が撤廃され、現在は一般食品にも使われています。

HPMCはセルロースと同じように人間の消化管では消化吸収ができないので、便として排出されます。吸収されないから安全、ってこと？もう少し調べてみました。

2006年に「ヒドロキシプロピルメチルセルロースの使用基準改正に関する添加物部会報告書（案）」という報告がありました。医薬品だけでなく一般食品にも使えるようにしてください、というものです。

この報告書には添加物専門調査会の議論の結果、安全性に関して特に問題ないことも書いてあります。

ＨＰＭＣは、体内動態に関する試験の結果から、ほとんど体内に吸収されないと考えられる。また、毒性試験の結果から、本物質は遺伝毒性及び発がん性はなく、類縁の加工セルロースを用いた試験結果を参考にすると生殖発生毒性も示さないと考えられる。毒性試験で認められた主な所見は、難消化性の食物繊維を大量摂取した際にみられるものと同様、軟便等の消化管への軽度な影響であり、ヒトに高用量のＨＰＭＣを投与した場合でも特段問題となる影響はみられなかった。これらのことから総合的に判断すると、本物質は極めて毒性の低い物質であると考えられる。

どのくらいの量を高用量というのか判断しかねますが、体に対する心配事はお腹が緩くなるくらいだと言っているわけです。サプリメントとしてカプセルを飲む程度の量は特に心配はないと思われます。

ステアリン酸Ca（カルシウム）が使われる理由

ステアリン酸カルシウムは食品添加物に指定されている成分です。ステアリン酸とパルミチン酸が主成分となっているカルシウム塩です。って化学に弱い私にはよくわかりませんが、多くの場合医薬品に使われています。その用途は安定剤、増粘剤、固結防止剤、錠剤・カプセルの製造用剤等とあります。

サプリメントや錠剤を作る過程で、粉末が固まるのを防ぐ固結防止剤や滑らかさなどを保持するための増粘剤（ぞうねんざい）、乳化剤などの目的で使われています。

ステアリン酸カルシウムは体内でほとんど吸収されないと考えられています。また、毒性試験等でも特に問題ないという結果が報告されています。危険性が認められないから安全とは断定できませんが、サプリメントに使われているステアリン酸カルシウムの量はごく微量なので、成分の安定化や飲みやすさと天秤にかけて、それほど気にする必要はないと考えます。

体臭サプリといわれている商品はたくさんありますが、大きく分けて３つに分類されます。

1. 消臭成分でニオイを無臭化させる
2. 他の香りで体臭をごまかす
3. 体内に働きかける（体内の活性酸素を抑える、腸内環境を整えるなど）

まず、即効性が期待できるのが「ニオイを無臭化」と「ごまかす」です。

効果が短期間であらわれる体臭サプリ

フィトンチッド効果で体臭を消す

フィトンチッドとは樹木や植物が出す化学物質のことで、強力な殺菌力を持つ揮発性の物質です。森はさまざまな生命の誕生と死、そして営みを繰り返しています。しかし、このフィトンチッドのおかげで腐敗臭などの悪臭がすることなく、反対にさわやかな香りが保たれているのです。

このフィトンチッド効果は、体臭サプリにも使われています。

ニオイをごまかすタイプは一長一短

飲むとローズの香りがするなど、体の中良い香りを発生させるタイプのサプリもあります。口臭や汗のにおい対策には効果があるといえますが、根本解決にはならないばかりか、香りがかえって不快に感じることもあるので注意が必要です。

体臭の根本解決には体の中から改善

体臭には発生原因によって３つの種類があります。

• 皮膚がにおう
• 体内からにおう
• 胃腸からにおう

皮膚がにおう体臭の原因

皮膚がにおうのは、汗腺や皮脂腺、常在菌が原因で発生します。頭皮のにおいや足のにおいも同じ原因です。汗臭いなどと言われますが、汗じたいににおいはありません。

汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。それぞれ含まれている成分が異なりますが、それらの成分を細菌が分解するときににおいがするのです。これは汗をこまめに拭き取ることである程度においを予防できます。

体内からにおう体臭の原因

体内からにおうというのは、内臓の働きが低下したりホルモンバランスが崩れたことが原因です。活性酸素の生成や皮脂の過剰な分泌が体臭の原因となります。汗や皮脂が細菌と混ざることによってにおうにおいとは異なるのです。

胃腸からのにおいの体臭の原因

胃腸からのにおいはほとんどが腸内環境の悪化が原因の体臭です。腸の中で食べ物が発酵したり腐敗するとガスが発生し、それが血液中に吸収され口臭や体臭の原因となります。

体臭を根本的に改善するには、２と３の改善に効くサプリメントを摂ることが必要になってきます。デオラボハーバルスタンダードの有効成分である鉄クロロフィリンNaには強い抗酸化力があり、活性酸素を取り除く効果や皮膚の脂質の酸化を防ぐ効果があります。さらに、腸内で発生した悪臭の原因物質を無臭に変える働きもあるので、体内から発生する体臭を根本から改善することができます。

体臭サプリの効果があらわれるのは？

さて、ではどのくらい続ければ効果が出るか？ですが、体内からの体臭を改善するにはそれなりの時間がかかります。なので、根本的な原因を解消することを目的にした有効成分を配合したサプリの場合は、飲んですぐに効果を感じたい人には物足りないかもしれません。口コミなどを見ると、5日目くらいで便の状態が変わったと実感する人もいますが、おおむね3ヶ月は継続することをすすめています。個人的には、腸内の環境を整えるには2ヶ月は必要だと思います。

デオラボハーバルスタンダードの口コミ

デオラボハーバルスタンダードの有効成分は鉄クロロフィリンNaとペパーミントです。体内から発生する体臭を根本から改善する効果だけでなく、ミントの香りは比較的短時間で消臭効果を感じることができます。公式サイトを見ると特に口臭が気にならなくなったという口コミが多く見られますが、ミントの香りの効果です。

腸内を含む体の中からの体臭改善の効果は、継続して飲んでみないとわからないことが多いので、ミントが配合されていることによってすぐに爽快感を感じられるのはメリットが大きいです。続けていくモチベーションにもつながりますしね。